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2011年12月13日火曜日

原告代理人だらだら尋問、予定60分のところを90分

平成23年11月2日に、担当医の証言を傍聴した事件です。


整形外科の術後12日目に肺塞栓を発症し、出血リスクが高かったためヘパリン2万単位のDIVを施行したところ、翌日に脳出血を来したということのようです。眼科医の私にはあまりよくわかりませんが、仕方がなかったんじゃないのかな?という印象でした。

原告代理人は、予定時間60分を大幅に上回る90分の尋問で、同じことを何回も何回も聞いていました。とにかく、心エコーをしなかった所で過失を認めさせたいということのようでした。

原告側の質問はほとんど、カミヤ弁護士という女性弁護士がしていましたが、その隣に座っていたのが、伊藤紘一弁護士でした。
http://www.itoh-law.com/100/



原告協力医の証人尋問も傍聴する予定なので、追ってご紹介します。


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7月10日10時30分、第1アタック
vital安定、意識清明
胸痛→AAA、AMI、肺塞栓鑑別
AMIは否定的だった。
CT施行。肺塞栓診断。
ヘパリン投与 アドバイス。
整形外科、放射線科チームと相談。
2万単位DIV
出血リスクが高かった。
整形外科手術後12日目。

骨を開けて手術した。
ヘパリン
APTT値延長 1.47まで

7月11日 4時 第2アタック
意識(-), ショック状態
脈、呼吸(+)
CPA(-)
心停止に近い状態。

脳CTと循環 どちらを優先→循環
先生の対応は ABCをした。
Bは酸素投与と人工呼吸
その後に検索。肺動脈造影
肺塞栓症
カテーテルを肺動脈に挿入。血栓溶解
血栓溶解不十分→ICUで持続的にした。
その前にフィルター留置
23:00~0:00頃、(医師が)病院を退去
「隣のホテルに待機しているので、携帯に連絡を」
連絡はなかった。
23:00に最終診察。
神経学的所見 異常(-)
7:00頃 看護師から瞳孔所見異常
対光反射遅延
自発呼吸(+)
脳死ではない。
鎮静薬を注視した。
意識は戻らず。
血栓溶解療法していたので、出血を疑い、頭部CT

出血性脳梗塞
大脳半球に広範な脳梗塞

家族同意→転院

原因は肺塞栓 右→左シャントで
卵円孔開存の可能性 血栓が飛んだ。
当時は確認されていなかった。
その可能性が高いと。

第二次アタック 主人から なぜ眠った状態か?→ 鎮静薬で眠っていると説明。
2週間で出れると説明。
亡くなるかも、緊急手術かも、人工心肺かも、と説明。

原告から、第1時アタック時に血栓溶解療法を施行すべきだったと言われているが
→ 全くそう考えない

右心機能不全、出血リスク → 抗凝固療法単体がすすめられる状態。
右心機能不全は、レントゲン、ECG、CTで確認した。
心エコーはしていなかった。
心エコー単独では判断しない。
心エコーで右心機能低下なら血栓溶解療法をしていたか?→そんなことはない。
意見が分かれる。

原告側 クニエダ医師意見書
第1次アタック後 肺動脈(圧?)上昇(-)
→エコーではわからなかった。

放射線科医師から、「血栓が沢山→抗凝固療法をすべき」とは?
→ 言われていない。「するべきではない」と

第2次アタックは予防できたか?
→言い切れない

第1次アタック発生時、第2次アタックの可能性は? 
→高くはなかった

原告は低酸素脳症で
CPAではなかった。頸動脈はずっと触れていた。手足は動いていた。

右心負荷がなかったこと
心エコーしていない
→ 臨床症状、臨床所見で。総合的な判断。

CTには白い部分はなかった
→ あったと記憶している。

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